2009/09/24

パヤーを待ちながら(回想の潜入捜査官)

あたしの名前は「山猫」でっす。
ああ、もちろんコードネームに決まってまっす♪(笑)

敵の懐深く入り込み、敵の一番大切な情報をまんまと盗み出す。
危険で地味で、しかし敵に最も嫌われる存在・・・・・・

それが潜入捜査官だ。

今日の指令は「丘の上でパヤチネバスを待て!」だ。

ちなみにパヤー=パヤチネバス=早池峰バスだ!!

ワタクシは指定された場所にスタンバった。

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「さて、待つとするか・・・・なんといっても今回の指令は待つことだからな。」

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「や、来たか??  違ったか・・・・」

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「これも違う・・・・・・ああ、待つって退屈なもんだな。まぁ、今すぐ来るとも思えないから、周りの景色でも眺めているか。」

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「をっ! あんなところに小さな社があるぞ。まぁ、なんとも素朴な鳥居だこと。しかも小さい。ワタシは頭すら入らないな。」

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「こうやって見ると段々田圃なんだな。おや、向こうの森に柵があるが、はて何のためだろう?」

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「あの真新しい寺は、もしかしたら最近外人さんも訪れるようになったインターナショナルなお寺さんかな?」

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「土淵11キロ、綾織9キロか・・・・ここから遠野市街へ帰るには、もしかしたら綾織経由のほうが近いってことかな?」

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「ぎゃはは、みろよ。変な生え方をした笹だなぁ。」

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「しかし、来ないなぁ・・・・・・いったいいつまで待っていればいいのやら・・・・・」

こうした失敗を積み重ね、潜入捜査官は育っていくのであった。(ほんとかぁ?)爆

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2009/04/01

春の大バザール的ミッション

以下、潜入捜査官「山猫」のボヤキである。

いいえねぇ・・・東北の春は気ぜわしくていけねぇや。
なにせ、花という花が、それこそ櫻も梅もすもももももも(w一気に咲いちまうンだから。
しかも、最近の暖冬とやらで、従来の常識が役に立たないと来たもんだ!

今年も来たよ。
春の季節のてんこ盛りのミッションが。。。。。

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みっしょん:その1  遠野さくらまつりの期間に潜入すること。

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みっしょん:その2 高原の春を感じさせるデジリものを撮ること。

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みっしょん:その3 どこでもよいから、未だ嘗てビジュアル的に紹介されたことのないヤマをひとつ登るべし。

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みっしょん:その4 滞在中の昼食はすべて「らうめん」を原則とする。
但し、セットもので付いてくるカレー、牛丼、天丼、カツ丼はこれを許可する。

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みっしょん:その5 早起きして、幻想遠野紀行のネタを集めること。

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みっしょん:その5 2006年以来、ご無沙汰している究極の雲海に遭遇すべし。


ふっ・・・・・相変わらず無茶な指令を平気で出すボスだ。

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但し、満開の桜をデジルることは、これをミッションから免ずる。


ほっ・・・!
ボスにはあるまじき優しさだ。

正直、今年のゴールデンウィークは櫻の時期には行動出来そうもない。

4月28日辺りが遠野櫻の満開時と推測しております。

ボス、今年こそは理不尽な指令は無しですよ。

Photo
・・・・へい、ボス?
なんですか? 今の不気味な笑いは?

へい、ボス? 

返事をしてくれ! 

へ~~~~い ぼぉぉぉ~~~~~~す!

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2009/03/06

さわやかすてーしょん

遠野への潜入捜査が滞っている。

遠野方面専属潜入捜査官「コードネーム:山猫」が、あの忌まわしい「スタンディングオベンション事件」w で再起不能となっている今、、、新たな戦力を投入せざるを得ない・・・・・

謎の司令官、コードネーム:ボスはブラインドを指で下げて意味もなく窓の外を見た。
「遠野へは、最強のコンビを投入するか・・・・・」

「ども」
「どもども」
「わたしたち双子の潜入捜査官で~す。」
「わたしがコードネーム:ニコライ。 兄です。」 
「わたくしがコードネーム:ニコラス。兄です。」 
「こらこら、ニコラス! きみは弟だろう。出てきたのはわたしが先ですよ。」 
「何を云うのです? 仕込まれたのはワタクシが先ですよ。」
「むきぃ~! 屁理屈こねちゃってさ。」
「今日こそ、白黒、いや、兄弟はっきりつけますよ~。」

といきなりつかみ合いの兄弟喧嘩・・・・本当に大丈夫なのか? このふたり・・・・・

二人に託された指令は以下のとおり

「最近、遠野に増殖している ”さわやかすてーしょん” の正体を探れ。」

そこで二人は効率よく捜査を進めるため、二手に別れた。
ニコライは附馬牛方面へ、そしてニコラスは松崎方面へ

さて、ニコライ、早速それらしき建物を見つけ出した。

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「なるほど、これは爽やかな感じがするね。“さわやかすてーしょん”とはバス停の待合室のことだな。よーし、早速ニコラスに知らせてやらねば・・・・」

一方、ニコラスは・・・・・

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「さわやか・・・・ねぇ。。。。お、あれかな?」

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「おお、いかにも爽やかな・・・・して、これはなんだい? 水車が傍らにあるから蕎麦屋かな?」

それにしては小さいし、第一、看板が出ていない。
ニコラスは断定を保留し、道を北上した。

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ほどなく、同じ藁葺き屋根の爽やかな建物が見つかった。
「決定的だ! ”さわやかすてーしょん”とはゴミ集積所のことだ。これは早くニコライに知らせないと、、」

ふたりはちょうど松崎観音の下辺りですれ違った。
「ニコライ! 判ったぞ。“さわやかすてーしょん”は萱ぶきの・・・・・・」
「ニコラス! 判ったぞ。“さわやかすてーしょん”は萱ぶきの・・・・・・」

ふたりはさらに同じ事を言い合った。
「ニコラス! わたくしは自分の目で最後まで確かめる。」
「ニコライ! わたしだって自分の目で最後まで確かめるぞ。」

まったく、つまらない意地の突っ張りあいである。
そして、その突っ張りあいは2つの悲劇に繋がった。

司令官 コードネーム:ボスの下に二つの報告が届いた。

ひとつは、附馬牛町坂ノ下のバス停待合室にゴミを投げ込んで逮捕された男のこと。
もうひとつは松崎町光興寺のゴミステーションの中に居た不審者が近所の人の通報で逮捕されたこと。本人はバスを待っていただけだ、と主張したが・・・・

ボスは頭を抱えた。
「ニコライとニコラスだ! まったくつまらないドジ踏みよって!」

遠野・・・・そこは潜入捜査官を奈落の底に突き落とす魔都なのか・・・・

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2009/01/20

山猫は燃えているか?(続復活の潜入捜査官)

前回までのあらすじ

スタンディングオベンション事件(w で再起不能と云われた嘱託潜入捜査官コードネーム「山猫」は再び遠野に戻ってきた。ミッションで立ち寄ったラーメン店「星のかがやき」において「山猫」はボスから新たなる追加指令を受け取った。
それは・・・・・

潜入捜査官コードネーム「山猫」は特殊潜行車「ふぃっと君」を走らせた。
しかし、そのスピードは上がらない。
なぜなら・・・・
午後も遅くなり、気温低下とともに道路は凍結しかかっていたからだ。2009_01_10_037
「此処は何という峠なのだ?」
山猫は本部のすーぱーこんぴゅーたに問い合わせをかけた。
>>>新平田峠。別称すべった峠<<<
「なるほど、滑るわけだ。こんなところで急ブレーキかけたら命取りだな。くわばらくわばら」

しかし、これはまだ序の口だった。

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あの忌まわしい事件現場、旧仙人茶屋を通過すると、圧雪路となった。
轍の下は凍っているし、かといって轍を外れるとハンドルを取られてコースアウトしそうになる。しかも強風に雪が舞い上がり視界が悪い。
ますますスピードが出せなくなった。

山猫は口の中で呪いの言葉をつぶやいた。
「くっそぅ、またトイレに行きたくなってきた。」

やはり、潜入捜査官の誇りと意地にかけて、スタンディングオベンションは出来ない。

最寄のトイレは仙人トンネルの脇にある。それまで忍の一字だ。耐の一字だ!

しかしスピードは出せない。
先ほど飲み干したラーメンのスープが膀胱にプレッシャーを与える。
尿意の嵐が再び三度「山猫」を襲う。
吹雪乱舞の調査どころではなくなってきた。とにかく仙人トンネルまで耐え忍ばなくてはならないのだ。2009_01_10_041
おお、仙人トンネルが見えてきた!
トイレはこの右側にある。

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「ああ、アノ建物だ。やでうでしや!」

しかし、その手前には悪夢のような標識が・・・・・2009_01_10_043
「げ~げぶぶ!!!」

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「ああ、ひどいよひどいよ・・・・・・」

急速に薄れていく意識の中で「山猫」は精一杯の抵抗を試みたのだが・・・・

視界が歪んだ・・・・

2009_01_10_042u
「む、無念・・・・・・」

その夜のニュース番組でまたもや奇妙な事件が報道された。

○月○日 午後4時頃、仙人トンネル遠野側の橋のたもとに男が倒れているのを軽トラックで通りかかった近所の農業、沓掛孫左衛門さん(78歳)が発見しました。男の股間は激しく凍結しており、表情は泣き笑いだったということです。男は病院に運ばれましたが意識不明の重体となっています。警察では事件事故の両面から捜査を始めており、男の回復を待って事情を聴取する方針です。

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2009/01/19

オドロカのかがやき(復活の潜入捜査官)

拝啓
足ヶ瀬重右衛門殿
その節は意識不明重体の私を軽トラックで病院まで運んでいただき
誠にありがとうございました。
おかげさまで大事に至らず、こうして再度遠野に潜入することが出来・・・・


おっと、いけない!
あやうく極秘任務を公表するところだった。あぶないあぶない!


今回のミッションは・・・・・・・

忽然と姿を消した人気ラーメン店の消息を追え。

ははん。これはラーメン好きの私にとって楽しみなミッションだなぁ。難易度も大したことなさそうだ。

近所での聞きこみで標的のラーメン店はすぐに特定できた。

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この店だ!
名前を「星のかがやき」という。

昨年の11月にこの場所から忽然と消えたと云う。

何を隠そう、私・・・ミッションの合間に、こちらには何度か潜入(w)していました。

スープの種類が「あっさり」と「こってり」・・・・さらに「もっとこってり」

ああ、この「もっとこってり」はまだ食べていないのですよ!!!

よ~し、探すぞ~!2009_01_10_017
で見つけました(w
遠野バイパス沿いのオドロカドライブインに移転してらしたんですな。

しかし、ここで思わぬ障壁が・・・・・・・どれが入口なのだ???


木の扉と4つの自販機(おそらくダミーであろう)・・・・・・木の扉はきっと罠だ。すると4つの自販機のうち、どれかがホンモノの入口であろう。どれか商品のボタンを押すと入口が現れるに違いない。
「ふっ・・・・やはり私には簡単なミッションなど有り得ないか・・・・・・」

意を決してコカコーラの自販機の前に立ち、深呼吸をしていると、隣の木の扉が開いてお客が出てきた。
「ありがとうございましたぁ!!」

・・・・・・私は咳払いをひとつ落とし、中に入った_| ̄|○

多少の行き違いはあったが(w 待望の和歌山ラーメン「もっとこってり」にご対麺~!

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スープを一口すすり、二口すすり・・・・麺をたぐり、さらにスープをすすり・・・・・

相変わらず最初からパンチはないスープだが、じわりしわりとボディーブローのように味がしっかりしてくる。

「う、旨い!」

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そして、殲滅!(w

外は冷たい雪混じりの強風だが、体がぽかぽかしてきて、額に汗が・・・・・んん?
丼の底に何か文字が浮き出ているぞ!

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げっ! ボスからの指令がこんなところに・・・・・・・

仙人峠って、要は仙人トンネルでいいんでしょ?
特殊潜行車「ふぃっと君」もあるし、体も温まったし、引退した嘱託潜入捜査官とはいえ、
まだまだ潜入能力、調査能力ともにそこらの若造には負けませんよ。

私は店を出ると特殊潜行車「ふぃっと君」を仙人峠方面に走らせた。

この時は余裕でしたな。この後恐ろしい事態に陥ろうとは露ほども思っていませんでしたな。

つーことで続く。(おいおい)

*注記 このエントリーは限りなく真実に近いフィクションで、「星のかがやき」でスープを飲み干しても丼の底に秘密指令が浮き出ることはありません。たぶん、おそらく・・・・いやもしかしたら(w

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2008/11/24

潜入捜査~古文書の真実

ふっふっふっ・・・・・・・・

神社巡りに、渓谷巡り。。。
それが真の目的を隠すための取材だとは夢にも思うまいて。

もうよかろう。
私の正体を明かして進ぜよう。

私は潜入捜査官。
コードネームは「山猫」である。

今回のミッションは門外不出の古文書を解読し、とある場所へ潜入することである。


その古文書は謎の組織「沼独句機関」が所有している。
そのデータベースにアクセスすることは至難の業であった。(w

しかし百戦錬磨の潜入捜査官にとって、障壁が高ければ高いほど能力は高まるものだ。

ついに追い求める古文書を特定した。

その名を「抜間狐文書(ぬまこもんじょ)」といふ(w

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この路は前方の神社で行き止まりであるが、「抜間狐文書」によれば・・・・・

「真実の路は、キミとともに在る。」らすい(w

ワタクシは、その意図するところを読み、右手の斜面を登った。

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古文書の記述通りに斜面の上に林道があった。
これが真実の路であろうか?

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下流方面を見る。しっかりした林道だ。
軽トラの轍がかすかに見てとれるので、郷へ通じているのは間違いない。
しかし、進入口は見当たらなかった。
言わば隠し道に近い。これを発見した「沼独句機関」の嗅覚に驚嘆せざるを得ない。

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上流方面に歩を進めると、林道らしからぬ柔らかなカーブ。

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古文書「抜間狐文書」にも記述のあったノリ面。
どうやら侵入路の選択は間違っていないらしい。

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前方に松並木が見えてきた。
なんか不自然な感じ・・・・・

そして古文書通りに路は途絶えた。

2008_11_02_205
この先は川である。
いよいよ潜入捜査のクライマックスを迎えたようだ。

そして・・・・・

2008_11_02_207
橋台 キタ━━━━(゚∇゚;)━━━━ !!!!(www

これは反則でしょう。
予備知識を持って行っても覗いた瞬間「ぞく~~~」ときましたよ。!

2008_11_02_208
もう、あふれ出る鉄の香りは隠しようもない。

大出の奥から遠野材木町を結んでいた森林軌道の鉄橋跡だ。

軌道は猿ケ石川を2回渡っていたが、そのうちの一箇所が此処だ。

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むっふっふ

これはミッションコンプリートかな?

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伝説の古文書「抜間狐文書」に書かれた内容は誠であった。

唯一の誤算は、街ネコ姿で潜入したこと。

しかし、ついにずっと鬼門であった遠野において潜入捜査が完了したぞ!

え? ボス、なんですって?

橋台の上で「アルペン踊り」を踊れって言うんですか?
なんで、そんな無意味な指令を出すんですか?

へい、ボス?

あ・る・ぷ・す・いちまんじゃ・く、こ・や・り・のうーえで

って唄わないでくださいよ。いやですよ。踊りませんよ。


踊れ    踊れ     踊れ
 踊れ  踊れ 踊れ  踊れ
  踊れ踊れ     踊れ踊れ
   踊れ     踊れ

笑いながら指令を出さないでくださいよ~!

へい、ボス? ボ~~~~~ス!

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2008/10/12

悶絶!(回想の潜入捜査官)

おぃっす!

もういっちょ

おいっす!

しーっ 声が大きい!(SE:オバチャンの笑い声)

私はこう見えても、かつては敏腕で知られた潜入捜査官だったのじゃよ。
数々の危険を乗り越え、ある時は某国へ潜入し、ある時は謎の組織NMKのアジトを急襲したり、早過ぎる桜を追いかけたり、それはそれは大活躍したもんじゃ・・・・・・・・・・・

影の声(大丈夫すか? 顔色悪いですけど)

はぁはぁ・・・・いや、ちょっといやな思い出が・・・・・

そんなリタイヤした私のもとに緊急招集がかかった。
昨今リストラの嵐で、我が組織も人手不足なのだ。

向かう先は遠野だ。 うっ・・・遠野か・・・・

影の声(大丈夫すか? ひどい汗ですけど)

いや、大丈夫だ・・・・で潜入の手はずは?

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ほほう、東の峠から潜入か・・・・・

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あのゲートを抜ければ遠野潜入が成功する。。。が、しかし、ちょっとトイレに行きたくなった。

ああ? その辺でしてしまえって?

ばかにしてもらっては困る。
潜入捜査官は気高き職業なのだ。路傍でスタンディング・オベンションなんか出来ないのだ。
第一そんな無防備なことをしていたら、敵のスナイパーに狙い撃ちされるではないか!

その時、私の矯正1.0の視力(若干の老眼アリ)がドライブインの姿を捉えた。

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特別仕様車「ぶるーこめっと」を目立たないように停め(ドコガヤネン)、建物に近づいた。

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「うむ、中は荒れ果てているな。」
しかしトイレはあるだろうから、ちょいと貸してもらおう。
私はドアに手をかけたが、どうやら鍵が掛かっているらしい。
「うーむ、困った・・・・」

ふと上を見上げると・・・2008_08_03_397
謎の暗号があるではないか!
「はは~ん、これを解読すれば、ドアが開くわけじゃな。」
私は少々焦っていた。尿意が波状攻撃を仕掛けている状態だ。

じっと文字列を見上げた・・・・
「ううむ、これは分割文字じゃな。この解読は容易ではないぞ。」
なによりもかくよりも、この尿意の嵐では落ち着いて解読作業が出来ない。
「あ~、トシはとりたくねーなぁ!」

プライドを捨てて、スタンディングオベンションを検討しようと周りを見回すと、
私の鋭い視線(矯正1.0 若干の乱視あり)はぁゃすぃ建物を捉えた。

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「ああ、やでうでしや! これでプライドを捨てることも無くなった。」

私は腹に圧力がかからぬよう、あたかも『故障したロボコップ』か『踊りを忘れた吉川晃司』のようにソロリソロリと近づいた。

が、しかし・・・・・

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「げ~げぶぶ!」

凍結されたトイレを目にした私の自我は崩壊を始めた。

2008_08_03_393
「あ~白いしろい、まっしろい雲~・・・・・・・」

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「まぶしいよまぶしいよ・・・・・・・」

2008_08_03_430
「む、無念!・・・・・・・・・」

その夜のニュース番組で奇妙な事件が報道された。

○月○日 午後2時頃、元千人茶屋の廃墟となっているドライブインに男が倒れているのを軽トラックで通りかかった近所の農業、足ヶ瀬重右衛門さん(72歳)が発見しました。男の股間は激しく濡れており、表情は泣き笑いだったということです。男は病院に運ばれましたが意識不明の重体となっています。警察では事件事故の両面から捜査を始めており、男の回復を待って事情を聴取する方針です。

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2008/04/27

咲くらん櫻を追え

ども
大きい声では言えませんが、ワタクシ潜入捜査官です。
え?聴こえない?
潜入捜査官でぇすsign03

なんだよ、結局丸聞こえだよ(爆)

遠野への潜入捜査の期日が近づいてきたが、
ボスが勝手に送りつけてきたミッチョン(註:Missionの意)のうち、楽勝と思われていたヤツが、超困難なミッチョン(再註:Missionの意)になっちまった。

え?どんなミッチョン(再々註:Missionの意)かって?
んな、極秘指令の内容を一般ぴーぽぉに漏らすことは・・・・・・・

あ、ボス!
そんな・・・・秘密指令をブログにアップするなんて・・・・・ひどい!(爆)
(ミッション6参照)

遠野の里櫻は今が満開だ。
1週間後には葉桜となっているだろう。

それでも、もしかしたら・・・という場所を3箇所ピックアップした。

2006_11_03_093
先に潜入している捜査官からの機密情報(爆)を入手したところ
此処はまだらしい。期待大である。

20060504_142
此処はかなりの山深き場所なので、期待出来るが・・・山奥過ぎて咲いていない可能性もある。

2007_04_29_148
この近辺も街場とは一線を画す気候なので、もしかしたら・・・・・・
ポイントは学び舎跡かな?
古木はないだろうけど、学校と櫻は切っても切れない間柄だからね。

そして、さらに・・・・・

20060505_210
山奥に人知れず咲く櫻の古木を求めて、高みに立ちて四顧してみるべし。

ボス・・・こんな感じで攻めてみようと思うのだが・・・・・・・
当然、行動エリアは山中心になるから、足回りをしっかり固めないと・・・・・・・

と、そこへボスから新たな指令が舞い込んできた。

Missionb
なぜだ?
登山靴ではいけないのか?
このミッチョン(再々々註:芳本美代子の意)は・・・・・・え?

ボス・・・・これは判り難い・・・・・
ボス? 返事をしてくれ!
こんな中途半端なギャグをかましておいて、放置プレイは止めてくれ!

へい、ボス?
ボ~~~~~~~ス sign02

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2008/04/16

続・潜入捜査官の憂鬱

ども、ご無沙汰です。
ワタクシ、大きな声では言えませんが潜入捜査官です。

前回は本部のすーぱーこんぴゅーたーのバグのお陰でエライ眼にあいました。
声帯断裂しかかりましたよ。まったく・・・・

んで、なんですか? いきなり呼び出しなんかされましたけど・・・・
え? 遠野方面に潜入捜査? あ、その日は婆ちゃんの49日で・・・いや、だめです!
アタクシ、そっち方面の捜査では廃人になりかかったこと1回、声を失いかかったこと1回・・・・もうお断りです。相性最悪ですから、誰か他の捜査官に・・・・

ボス?
へい、ボス!
勝手に指令を送ってこないでくれ!
ボ~~~ス?

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2007/10/21

潜入捜査官の憂鬱

ども
大きな声では言えませんが、ワタクシ潜入捜査官です。
え? 単なるうらぶれた中年おやぢにしか見えないって?
当たり前やないデスか! 正体バレないように、中年おやぢに身をやつしておるのですよ。
ふむふむ、とすると変装は完璧だな。
いつぞやの某国潜入失敗・・・あれから半年・・・プライドは復活し、心のキズは癒えた。

さて、今日の潜入先は此処だな。

2006_11_03_032_2
おなじみの黄色い看板と・・・・・・
「なぬっ! NMK?」な標柱・・・・・・・左手奥に建物が見えるが、それを指し示すものか? NMKのアジトなのか?

*説明しよう。NMKとは日本妄想協会の略称で、日本中の人々の妄想を管理している闇の組織である。規定以上の妄想をすると恐怖の集金人が超過料金を取り立てに現れると云い、その所業は執拗で熾烈を極めると噂される。もし超過料金を支払わなかった場合、以降一切の妄想が出来なくなるとも噂される。

ううむ、リハビリがてらの潜入かと思ったが、これは大仕事になりそうだ。

2006_11_03_029
鳥居の奥に屋根付きの石碑群。
うまくカムフラージュしたもんだ。続石(さすが)は日本妄想協会。
しかし熟練の潜入捜査官の目は誤魔化されないぞ。
この地下にアジトがあって隠し階段があるのだろう。

2006_11_03_030
さあて、どこだ?
今までのパターンからいくと、どれかの石碑を触ると秘密の階段が現れるはず・・・・
しかし試してみたが、何の変化もない。
すると、呪文を唱えるパターンか?
呪文らしきもの・・・・
「ふるみねじんじゃーこんぴらさーん・・・・・」
違うか・・・・・・

2006_11_03_031
あ、これか?
「成事万和人」・・・・・・まったくもって意味不明だ。まさに呪文に相応しい。
え? 逆さまですか?
「人和万事成」・・・・・・それでも判らない。これは本部のスーパーコンピュータに翻訳して貰おう。
回答は3分後に返ってきた。続石(さすが)は最新鋭のスーパーコンピュータだ。

なになに・・・・・・次の言葉を出来るだけ大きな声で100回唱えるべし・・・・・・・よーしわかった!

「げんきですかーっげんきがあればなんでもできる」
「げんきですかーっげんきがあればなんでもできる」
「げんきですかーっげんきがあればなんでもできる」
「げんきですかーっげんきがあればなんでもできる」

2006_11_03_028
「げんきですかーっげんきがあればなんでもできる」
・・・・・・・・・

潜入捜査官の大きな声が錦秋の林野にこだまする。
スーパーコンピュータがとんでもない誤訳をしたことに彼が気付くのはノドをすっかり潰してしまった後だった。
可哀想な潜入捜査官に明日はあるのか?(ナイナイ)

続く・・・・・・(ツヅカナイ)_| ̄|○

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2007/06/07

きりきりまい

前回までのあらすじ
-かつて繁栄を極めた独立国家「吉里吉里国」の極秘調査を請け負った潜入調査官コードネーム【山猫】。潜入は成功したかと思われたが、彼が目にしたのは国を挙げての歓迎ムードだった。

正体を暴かれた潜入調査官の末路は哀れなもんだ。

2007_04_29_067
心のブレーカーが飛んでしまった【山猫】には、沿道を埋め尽くす人々が日の丸の旗を振る様子が見えていた。
「や、やめろ~! オレは潜入捜査官だぞ! 歓迎するのはやめろォォ~!」

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どこに行っても「日の丸」だらけ。

2007_04_29_078
そして、当然のことながら、そこらじゅうに吉里吉里の文字が・・・・

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吉里吉里・・・・・吉里吉里

2007_04_29_080
鎮守さままで吉里吉里だ。
【山猫】は眩暈に襲われた。これが本当の「きりきり舞い」である。

2007_04_29_083
「て、撤収だ! 駅、駅はどこだ?」
きりきり舞いを踊った【山猫】に、もはや方向感覚はない。
またもやメインストリートに来てしまった。2007_04_29_069_1
歓迎歓迎また歓迎。
「ううう、お願いですから歓迎しないでください。私はしがないスパイなんです。歓迎するに値しない人間なんですよう。」
号泣しながらメインストリートを走り抜ける哀れな潜入捜査官【山猫】

2007_04_29_077
ようやくと国際ステーションに辿りついた。
さて、次の国際列車は・・・・?

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げげぶぶ! あと1時間以上ある。
落胆する【山猫】に追い討ちをかけるかのように街の方から大勢の人々の声が近づいてくる。まさか・・・・

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「や、やめろ~! やめてくれ~! お見送りはやめてくれ~!」

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【山猫】の悲痛な懇願が山々にこだまする。それはたっぷり1時間は続いたという。
その後【山猫】というコードネームの潜入捜査官が活躍したというウワサは聞いたことがない。

*注・・・・・このエントリーは妄想の賜物であって事実に反する内容がてんこ盛りです。

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2007/06/06

ちはやぶる某国潜入記

東海岸にその昔栄華を誇った独立国家があったという。
今やその存在を知るものも少なくなってきた。
そんな折、謎の機関より指令が下った。
「幻の独立国の現在を極秘裏に調査せよ。本作戦における君のコードネームは【山猫】だ。なお、作戦遂行上、君の命は危険に晒されるだろうが、当局は一切関知しない。成功を祈る。」
相変わらず、投げやりな指令だ。第一コードネームにひねりがない!
ともあれ、潜入開始だ。
やはり物好きな旅行者を装うのが得策だろう。私は特殊潜行車「ぶるーこめっつ」を近くで乗り捨て、某国の国際ステーションに降り立った。

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よしよし、誰にも見られずにファーストアプローチは完了だ。
どう見ても、今列車から降り立った旅人にしか見えまい。

一見すると国の玄関口とは思えないくらい質素な佇まいだ。 2007_04_29_062
しかしながら、ここが日本でないことはすぐに露見した。
この国では今が正月なのだ。

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実は駅前に座敷わらしが数人遊んでいたのだが、無論通常のカメラに写るはずはない。
ガラスに映りこんだところを撮影してみた。うむ、一人写っている。

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ここが税関なのだろうが、潜入調査官の私が訪ねるはずもなく、巧みにすり抜ける(笑)。
さて、この国のメインストリートへ行ってみようか。

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どうやら、ここだな。
次の瞬間、私は意外な光景を目にすることになった。

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日の丸の列!
歓迎祝典か? 誰の? は、日本国からの入国者は私一人のはず・・・
私の潜入は読まれていたのか?
潜入捜査官としてこれ以上の屈辱はない!
私のプライドがズタズタにされたところで、報告は次回に続く・・・・・

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